バゲットはそのままの状態で食べることはもちろん、ラスクやフレンチトーストにしてもおいしく食べられるパンです。このようにさまざまな楽しみ方があるバゲットですが、今回はパンの中身をくり抜き、食材を詰めて作るスタッフドバゲットについてご紹介します。

スタッフドバゲットってどんな料理？ 

スタッフドバゲットとは、中身をくり抜いたバゲットに好きな食材を詰めて作るパン料理のことです。中身に詰める食材によっては、普段の食事はもちろん、おつまみやおやつにもなり、場面に応じた楽しみ方ができます。好きな大きさにカットして食べるため、小腹がすいたときにもおすすめです。

一度の調理でたくさんの量を作れるだけでなく、カットしたときの見た目の可愛らしさから、パーティーやイベントなど、人がたくさん集まるときに出す料理にも適しています。また、スタッフドバゲットは一般的に焼いてから食べる場合が多いのですが、焼かなくても十分美味しく食べられます。

スタッフドバゲットを作るのに必要なもの

スタッフドバゲットは、パンを切るナイフとバゲット、そして好きな食材があれば簡単に作ることができます。バゲットを切ったり中身をくり抜いたりするときのナイフは刃が長い方が作業を行いやすいため、できればパンナイフなどの長めのナイフを使用しましょう。

細かい部分をくり抜くときや、ナイフだと作業しにくいと感じる場合には、スプーンを使っても構いません。また、中身をくり抜く前にバゲットの端を切るといった下準備をしておくと、より作業が進めやすくなります。中身をくり抜く際、バゲットの厚みは1cm程残しておいてください。くり抜いた中身は細かく砕いて他の食材と一緒に混ぜ、再びバゲットに詰めてもおいしいですよ。

パンの中身に詰める食材は自分の好きな食材でOK。チーズやベーコンなどといった定番の組み合わせだけでなく、余った食材や料理を活用できる場合もあります。

初心者でも詰めやすいスタッフドバゲットに合う具材とは

さまざまなアレンジ方法があるスタッフドバゲットですが、好きなものを詰めて良いといわれても「どんな食材を使えば良いのか迷ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。下記にある3種類の食材は気軽にチャレンジできる具材です。初心者の方は参考にしてみてください。

まずはポテトサラダです。ポテトサラダを使ったスタッフドバゲットは、ジャガイモやハムなど身近な食材で作れる上に、お弁当にも持っていきやすいという点から多くの方に作られています。

次に、ペースト状にした卵を使ったアレンジ方法です。これはゆで卵とマヨネーズとコショウを使って簡単に作ることができます。お好みで、チーズやキャベツなど他の具材を混ぜるのも良いでしょう。

最後はクリームチーズです。クリームチーズはフルーツ缶やドライフルーツと合わせると相性が良く、おやつとしてスタッフドバゲットを食べたいときにおすすめです。

おわりに

スタッフドバゲットは、気軽に作れていろいろなアレンジ方法ができるといった点に加え、おしゃれな見た目が魅力的です。定番メニューはもちろん、自分の好きな料理や食材を使ってオリジナルメニューを作ってみるのも面白いですよ。

2日程度であれば冷蔵庫での保存も可能なため、作り置きしておいたり、来客時の前日に準備しておいたりすることもできます。それよりも長期間保存しておきたいという場合は冷凍保存がおすすめです。さまざまな工夫を行って、スタッフドバゲットを楽しみましょう。