こんなにあるのは日本だけ!?カレーパンに焼きそばパンなど…惣菜パンの種類

スーパーやコンビニで買い物をしていると、カレーパンや焼きそばパンなど、見ているだけで食欲をそそられるような惣菜パンが目に入りますよね。

惣菜パンは、その名の通り「惣菜（調理済みのおかず）」と「パン」を組み合わせたパンのことで、日本独自に作られたものが数多く存在します。

そこで今回は、惣菜パンに関する知識や種類、また少し面白い組み合わせをした惣菜パンについてご紹介します。

そもそも惣菜パンとは何なのか？

惣菜パンとは調理済みのおかずとパンをコラボさせたパンのことです。「調理パン」や「菓子パン」などとは異なり、具体的な定義が特になく、惣菜パンかどうかは製造者によって決められます。

世界には数えきれないほど多くのパンがありますが、日本は有数の惣菜パン大国として知られています。カレーパン、焼きそばパン、コロッケパンなど、挙げだすときりがないほど種類が豊富です。惣菜パンの明確な定義がない分、パン屋さん独自のセンスによって次々と新商品が生まれています。

おかずの数だけ自由に生み出すことのできる惣菜パン。前述の通り、新しい惣菜パンが次々と生み出されています。

そのため、具体的に何種類の惣菜パンがあるとは言い切れません。その種類の多さは、近所のパン屋さんに行けばお分かりいただけることでしょう。1つのコーナーにさまざまな組み合わせをしたパンがずらりと並んでいるはずです。

お店によってはフランスパン×惣菜で10種類以上の惣菜パンを作っていたり、コッペパン×惣菜で20種類以上の惣菜パンを作っていたりと、惣菜パンがお店のパンの半数以上を占めているパン屋さんもあるでしょう。

また、惣菜パンのレシピを検索しても1,000件以上ヒットするため、パンとおかずさえあれば数えきれないほど多くの組み合わせができるのではないでしょうか。野菜、魚介類、肉など、何でも挟めるパンは、ご飯と異なる魅力があるのですね。

ここでは、日本のさまざまな惣菜パンの中から、一風変わった珍しい組み合わせのパンをいくつかご紹介します。

お寿司をパンで挟んだ、斬新な組み合わせの惣菜パン。焼きそばパンと同様に、ご飯＋パンという炭水化物同士の掛け合わせのため、お腹にたまりやすく満足感の高いサンドイッチです。

ウィンナーやスクランブルエッグなどを挟んだパンは海外でも定番の惣菜パンですが、日本の珍しい惣菜パンには、ちくわを挟んだものがあります。

ちくわの空洞の部分にツナマヨやクリームチーズなどを入れたさまざまな味のものがあり、それぞれの具材が上手にいかされたおいしい惣菜パンです。

刻んだたくあんをマヨネーズとあえてパンに挟んだ惣菜パンです。意外な組み合わせかもしれませんが、タルタルソース風のさっぱりとした味わいで、くせになる方も少なくないとか。わさびを加えて工夫したものもとてもおいしいです。

世界のパンについて調べてみると、日本でしか味わえない惣菜パンがたくさんあることが分かるのではないでしょうか。

日本には定番の惣菜パンから意外な組み合わせの惣菜パンまで、数えきれないほど多くの惣菜パンがあります。パンにはまだまだ無限の可能性が秘められていると考えさせられますよね。

日常生活で何気なく食べているパンの味に飽きてきたなと感じたら、食パンやロールパン、コッペパンなど、身近なパンを使ってオリジナルな惣菜パンを作ってみても楽しいかもしれません。自分の好みに合ったパンの組み合わせを見つけましょう！