ぱんのおかず、茗荷と鮭のタルティーヌ

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

梅雨もあけて、毎日夏空が続いていますね。年々、時折降る雨のようすが激しくなって、ここは日本なのかと思うことが多くなりました。ここから２か月ほども長く続く暑さへの対処、まずはしっかり寝て食べることからですね。

今回ご紹介するのは「茗荷（みょうが）と鮭のタルティーヌ」。茗荷とパン？と思いますが、茗荷はいわば和製ハーブ。日本では「薬味」と言いますが、生姜や紫蘇、ネギなどとともにもっと多用したい食材です。ただし薬味の中でも茗荷は夏の一時期しか食べられないので、ぜひ味わっておきたいですね。植物としては生姜の仲間で、大陸から生姜とともに持ち込まれ、香りの強い生姜を「兄香（せのか）」、弱い茗荷を「妹香（めのか）」と呼んでいたという説もあります。

鮭のフレークは、鯖でもツナでもなんでもおいしいです。魚を焼いた残りは、細かくして油少々をまぶして冷凍しておくと、さまざまに使えて便利ですね。

＜材料＞3～4個分

茗荷　１個
鮭フレーク　適量
シュレッドチーズ　適量
フランスパン　４枚

＜作り方＞
①茗荷は細く千切りにする。
②フランスパンを1cm厚さくらいに斜めにスライスする。
③パンに茗荷、鮭フレークを適量のせ、シュレッドチーズをのせてトースターで5分程度焼く。

本格的な自然派パンならコレ！
「白神こだま酵母」サラのこだわりパン／サラオンラインショップ