【取材レポート】本物のパンから生まれた、インテリアライト「パンプシェード」
造形作家の森田優希子さん(神戸出身・在住)が制作・販売をしているインテリアライトは実にユニークな形をしています。
パンの形をしたライト。「パン」と「ランプシェード」を組合せた、その名も『パンプシェード』。
本物のフランスパンやクロワッサンの中身をくり抜いて、数ミリのクラストだけにした後、特殊樹脂で塗り固め、内部に照明を入れて完成します。すべて手作業なので製作期間は1か月。
学生時代にパン屋さんでのアルバイトがきっかけで、パンの魅力に取りつかれてしまった森田さん。
パンをもっと身近な暮らしに採り入れることができたら…、との思いで9年前よりパンプシェードの構想が始まることに。
メーカー内デザイナーの本業と作家活動とを両立しながら、パンプシェードの創作活動に取り組んでいた森田さんでしたが、パンプシェードの人気が高まり、増産体制を求められる形で、ついに6年勤め上げた会社を退社して、作家としての本格的な活動を開始することになりました。
クロワッサンの質感を損なわずに作るのは至難の業!
その佇まいは、もはや『パンの芸術品』です。
パンが好き、パンってかわいい、お部屋に飾ってずっと眺めていたい・・・
そんな気持ちから生まれた、世界にたったひとつのインテリアライトです。
ひとつひとつ丹誠込めてつくられた手作りパンのロマンチックな光が、あなたをやさしく照らします。
引用元:モリタ製パン所WEBショップ
この他にも、モリタ製パン所のWEBショップでは「ブール」や「シャンピニョン」などのかわいいランプシェードがたくさんあります。(現在は売り切れ状態です)
パン文化が息づく神戸を拠点に、「パンがもっと好きになる」をテーマに、パンの魅力を再発見してもらえるようなモノづくりをしていきたい。
いま現在は、焼き上げた当日のパンを神戸のアトリエに持ち込まないと作ることができないランプシェードですが、今後は日にちの経ったパンでも作れるような工夫をしていきたいと語っていただきました。
自分が焼き上げたパンで、世界にひとつだけのインテリアランプを作れる日が、まもなく訪れるかもしれません。
いまからその時が楽しみです。
森田さんの思いがギュっと詰まったパンプシェードの光が、あなたの暮らしを明るく照らしてくれることでしょう。
モリタ製パン所
代表 森田優希子さん
http://pampshade.com/
※パンプシェードは、モリタ製パン所の登録商標です。無断で使用、作成することは禁止されています。
Event information
- 日程:2016年2月6日(土)~29日(月)
- 場所:渋谷ロフト 1F MASAKA STAGE(受注販売)
- 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町21-1
- 日程:2016年2月15日(月)~3月15日(火)
- 場所:池袋パルコ 2F イベントスペース『en market limited shop IKEBUKURO PARCO』
- facebook イベント詳細ページ
https://www.facebook.com/events/1511322095830912/
- 日程:2016年4月6日(月)~4月27日(火)
- 場所:浦和パルコ イベントスペース『en market limited shop URAWA PARCO』