パーティーで盛り上がる♪思わず驚くパン・シュープリーズとは?
パーティーやピクニックで大人気の、パンを使ったランチボックス「パン・シュープリーズ」をご存じですか? おしゃれでかわいらしい見た目から、最近注目されています。パン・シュープリーズがどんなものなのか、どうやって作るのか、どんな種類があるのか……。今回は、イメージが湧いたらきっと作りたくなるパン・シュープリーズについてご紹介します。
パン・シュープリーズとは?
パン・シュープリーズとは、中身をくりぬいたパンの中にサンドイッチなどが詰まっている、いわばパンのランチボックス!器ごと食べられるので最後の最後まで楽しむことができ、腹持ちも良いと同時に片付けの手間も省ける優れものです。ピクニックやパーティーに持ってこいですよね。
名前にある「シュープリーズ」はフランス語。「驚き」の意味を持ちます。英語の「サプライズ」というと分かりやすいのではないでしょうか。「テーブルの上に置かれた大きなパンに切り込みが……それをそっと開けてみると、ビックリ!そこにはたくさんのサンドイッチが!」と皆で盛り上がりながら食事を楽しむことができます。これぞまさにパン・シュープリーズの醍醐味!有名ホテルやレストランでもパーティー料理として用意されることがあり、憧れの料理であった方も少なくないはずです。
パン・シュープリーズは意外と簡単に作れる!
一見すると作り方が難しそうなパン・シュープリーズですが、作り方は意外と簡単。用意するものは、パンと包丁、サンドイッチの材料のみ!用意ができたら、次の手順に沿って作ってみてください。
【パン・シュープリーズの作り方】
[材料]食パン一斤、サンドイッチの具材(お好みで)
[用意する道具]パン切り包丁
[作り方]
- パンを横に倒し、フタとなる部分、器になる部分を切り分ける
- 器になる方のパンの断面を上にし、外側に1cm程度の厚みを残して四辺に切り込みを入れる
このとき、包丁が底を貫通しないように注意しましょう。底の部分も1cm程度残すようにしてください - パンを横に倒し、底の部分から1cm程度のところに包丁を入れる
- 反対側や横側に包丁が貫通しないように注意しましょう
- くりぬいた中身で一口サイズのサンドイッチを作る
- 一口サイズのサンドイッチを器に詰める
スペースに余裕があれば、サンドイッチと一緒にサラダやソース、ジャムを詰めても良いでしょう - フタをして完成
たったこれだけでできちゃいます。パンのくりぬきには多少コツがいるものの、意外と簡単ですよね。注意点は、パン切り包丁を使うことと、パンをくりぬく際に壁となる部分を最低1cm残しておくことだけ。普通の包丁を使うとパンをうまく切れずに潰してしまうことがありますし、壁の部分を薄くしすぎてしまうと器が壊れやすくなってしまいます。
また、器となるパンは食パンなどの四角形のものがおすすめです。カンパーニュなどの丸いパンよりもくりぬきやすいですよ。初心者の方はまず食パンでチャレンジしてみましょう。
いろんなバリエーションでおしゃれに
ベーシックな長方形のパン・シュープリーズ作りに慣れてきたら、器をさらにおしゃれにしてみてはいかがでしょうか。正方形のもの、円柱型のもの、ちぎりパンを応用した花形のものなど、オリジナルなパン・シュープリーズを作ってみましょう。
手先が器用な方なら、フランスパンなどの硬いパンでパン・シュープリーズを作る際に、表面にカービング(彫刻)を施すのも素敵です。器になるパン自体を1から作るなら、表面が網目状になるように焼くとおしゃれでリッチなスタイルになりますよ。
また、中に詰めるサンドイッチにもぜひ一工夫を。ベーシックな四角や三角だけでなく、ロールやハート形にしてみてはいかがでしょうか。手に取るたびに遊び心を感じるあなただけのパン・シュープリーズで、素敵な思い出を演出しましょう。
おわりに
大きさやパンの種類、形、ラッピング、それぞれ十人十色の仕上がりとなる点も、パン・シュープリーズの魅力の1つです。また、デザインに関しては有名ホテルやレストランで提供されるパン・シュープリーズを参考にしてみることもおすすめします。また、パーティーだけでなく、恋人とのピクニックや友達とのお泊まり会など、身近な人々と過ごす際にも用意してみてください。きっと好印象を持ってもらえますよ。おしゃれでかわいく、かつ気持ちのこもったパンで届けるサプライズ「パン・シュープリーズ」。皆さんもぜひ作ってみてくださいね。