ぱんのおかず、海と山のひじきマリネ

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

夏至を過ぎて本格的な夏がやってきました。猛暑日が現れるのが年々早くなり、夏が長く感じますね。こういう時はおかずをまとめて作り置き、冷蔵庫から取り出して終わり、というのがいいですね。

今回は「海と山のひじきマリネ」を紹介します。おかひじきは初夏に出回る野菜で、原産は日本とも中国ともヨーロッパとも言われていますが、食用として栽培しているのは日本だけなのだそう。シャキシャキした独特の食感がおいしいですが、確かに道端に生えていたら見過ごしそうな植物ですね。そのままサラダにしてもおいしいのですが、海のひじきと組み合わせてダブルひじきでいただくととてもおいしいのです。海のひじきは煮物というイメージが強いですが、塩ゆでにしておくとそのままサラダに使ったり、炒め物に加えたりと洋風中華風にも活躍します。赤いトマトなどと組み合わせると見た目にも楽しいですね。

おかひじきと長ひじきは茹で上がるまでの時間が違うので、別々に茹でます。ゆでた長ひじきは炒め物やサラダに使えるので、1袋茹でてしまって冷凍しておいても便利です。

＜材料＞2～3人分
長ひじき（乾燥）5g（茹でて約40g）
おかひじき　40g
ミニトマト　3～4個
ワインビネガー（りんご酢）　大さじ1
オリーブオイル　大さじ1
塩　小さじ1/3
コショウ　少々
＜作り方＞
①おかひじきはさっと洗って、塩少々を加えたたっぷりの湯でさっと茹でる。次に同じ湯で長ひじきを柔らかくなるまで茹でる。それぞれ長いものは食べやすい長さに切っておく。
②ボウルにワインビネガー、オリーブオイル、塩、コショウを入れてよく混ぜ、①の粗熱をとって加える。ミニトマトも２～4つに切って加える。

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