「小麦ふすま」の栄養成分に注目!ふすま粉を使ったガレットレシピをご紹介

「小麦ふすま」の栄養成分に注目!ふすま粉を使ったガレットレシピをご紹介

栄養が豊富で、ダイエットにも良いといわれる食品「小麦ふすま」。しかし、体に良いということは何となく分かっていても、実はあまり詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、パンにも使われる「小麦ふすま」について、栄養成分も含めてご紹介します。

小麦ふすまとは

nutrition-component-of-wheat-bran-1小麦ふすまとは、小麦粉を作る段階で取り除かれる外皮や胚芽部分のことを指します。お米でいうところの米ぬかです。米ぬか同様、普段は捨ててしまう部分ではありますが、栄養価がとても高く、最近では「ブラン」という名称で、健康食材として注目されています。

小麦ふすまに含まれる栄養素

小麦ふすまの約50%は、不溶性の食物繊維でできています。不溶性の食物繊維は胃や腸で水分を吸収して大きくふくらむ性質があるため、腸を刺激して便通を促進するはたらきがあります。そのため、小麦ふすまには腸内環境の改善やデトックス効果が期待できるともいわれており、お肌の調子やダイエットにも関わることから便秘や美容を気にする女性にも注目されています。

不溶性の食物繊維は豆類やきのこ類にも含まれていますが、小麦ふすまにおけるその含有量は群を抜いています。また、小麦ふすまに含まれる「セルロース」「ヘミセルロース」と呼ばれる食物繊維は、便秘解消だけではなく大腸がん予防にも効果があるといわれています。

さらに、小麦ふすまには鉄分やマグネシウムも含まれているため、日々の食事に取り入れることで、サプリメントのような役割も担ってくれるかもしれませんね。

ダイエットにもつながる糖質の低さ

食物繊維が豊富な小麦ふすまですが、世の女性たちから注目されているもう1つの理由が、糖質が少ないこと。小麦ふすまに含まれる糖質は小麦粉の約4分の1と、ダイエットに関心のある女性にとって非常に魅力的です。糖質が少ないため、血糖値の急激な上昇を防ぐ「食べても太りにくい食品」といえます。

おやつや朝食に上手に小麦ふすまを取り入れれば、ヘルシーに満腹感を得ることができるでしょう。

小麦ふすまを使用したヘルシーおやつレシピ

最近ではコンビニでも小麦ふすまを使用したケーキや菓子パンなどが売られていて、小麦ふすまブームが到来しつつあります。また、自分でふすま粉を購入して自宅に常備していれば、自分でおいしくてヘルシーなおやつを作ることも可能です。小麦粉を使うときと同じように、パンケーキやマフィン、手作りパンなどのさまざまなものを作ることができますが、ここでは、料理初心者の方でも簡単に作ることができる「小麦ふすまガレット」をご紹介します。

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小麦ふすま入り米粉ガレットの作り方

[材料]ガレット2~3枚分

  • 小麦ふすま 30g
  • 米粉 60g
  • 豆乳 135g
  • 水 30g
  • 油 適宜
  • トッピング用のお好みの具材 (ハム、野菜など)

■作り方

  1. ボウルにふすま、米粉、豆乳、水を入れて、よく混ぜるnutrition-component-of-wheat-bran-3
  2. フライパンを熱し、油を薄くひいたら生地を流し入れるnutrition-component-of-wheat-bran-4
  3. 表面が固まってきたら裏返して両面を焼くnutrition-component-of-wheat-bran-5
  4. お皿に盛りつけ、お好みの具材をトッピングする

nutrition-component-of-wheat-bran-7フルーツやクリーム、シロップを盛りつければスイーツに、フレッシュ野菜や卵、ベーコン、チーズ、マヨネーズなどを盛りつければ朝食にもぴったりのガレットになりますよ。

おわりに

栄養豊富な「小麦ふすま」。注目される理由は、豊かな食物繊維と糖質の低さにありました。皆さんも、小麦ふすまをパンやおやつから上手に取り入れて、健康な体を目指しましょう。