クラムチャウダーにコーンポタージュなど…パンに合うスープ4選
寒い季節になってくると、温かいスープが欲しくなる方は多いと思います。とうもろこしのとろける甘さが魅力的なコーンポタージュや、魚介のうま味たっぷりのクラムチャウダーなど、スープといってもいろいろな種類がありますよね。温かいスープはパンと相性の良いものがたくさんあります。
そこで今回は、さまざまなスープの中から、パンに合うスープを4種類ご紹介します。
パンに合うスープの定番はコーンポタージュ
ポタージュとは、とろみのついたスープを指します。中でも、コーンポタージュはとうもろこしのプチプチ感と甘さがたっぷりと味わえる、人気のスープです。トロトロしているためスープの温度が下がりにくく、冬には最適といえます。
コーンクリーム缶を使えば、牛乳で好きな濃さに調節して、塩こしょうやコンソメで味を調えるだけで作れるため、忙しい時にももってこいのスープです。
あさりエキスたっぷりのクラムチャウダー
クラムチャウダーは、濃厚なあさりのエキスを味わえる、アメリカ東海岸のニューイングランド発祥のスープ。ミルクベースが基本ですが、トマトベースのものもあります。二枚貝が入っているスープをクラムチャウダーと呼ぶため、あさり以外の貝を使用していても構いません。
アメリカでクラムチャウダーというと、ほとんどがハマグリに似たホンビノス貝という貝が使われているそうです。
ジャガイモ、タマネギ、ニンジンなどの野菜の他、ベーコンも入れることが多いため、具だくさんで食べ応えがあります。バゲットなどの硬いパンを浸けたり、浸したりする食べ方がおすすめです。
栄養たっぷりミネストローネ
ミネストローネとは、イタリア語で「具だくさんのスープ」という意味で、タマネギやニンジン、セロリなどの野菜をオリーブオイルでしっかりと炒め、トマトと煮込んだものが基本です。しかし、本場イタリアではトマトが入っておらず、赤くないミネストローネが主流。日本のものとは見た目が少し異なります。
ダイコンやゴボウなどの和野菜でも合うため、冷蔵庫に残っている野菜を入れてアレンジしてみても良いでしょう。
また、トマトがメインのトマトスープもさっぱりしていてパンに合います。トマトにはビタミンA、ビタミンCなどの他に、リコピンやカリウム、食物繊維も含まれているなど、栄養が豊富。生トマトを刻んでそのまま煮るだけでも、カットトマトの缶を開けて味付けするだけでも簡単に作れる点も魅力でしょう。
アレンジが豊富なコンソメスープ
コンソメスープはフランス料理の1つで、「完成されたスープ」という意味を持つ澄んだスープのことです。基本的には、牛肉や鶏肉からとったブイヨンに野菜や肉を加えて作りますが、今では顆粒タイプのスープの素を使って簡単に作ることができます。
お好みの野菜や溶き卵を加えるなど、アレンジが利きやすいスープでもありますし、パンとの相性も抜群です。
タマネギをあめ色になるまで炒めて、そこへコンソメスープを加えれば、タマネギのうま味と栄養たっぷりのオニオンスープができます。パンを浸して焼けば、オニオングラタンスープとしても楽しめますよ。
その他にも、ジャガイモやタマネギ、ニンジンなどの野菜、肉やソーセージを入れてコトコト煮込めばポトフにもできるなど、食べるパンの種類によってコンソメスープのアレンジを変えてみてもおもしろいでしょう。
おわりに
寒い冬に焼き立てのパンを食べるのも良いけれど、パンだけではちょっと足りないかも、という方は、パンと相性抜群のスープを一緒に召し上がってみてはいかがでしょうか。朝食はもちろん、夜にパスタやサラダなどと一緒に食べるのもおすすめです。
洋風の食材だけではなく和の食材も使用して、季節を感じられるスープをパンと一緒に楽しんでみてください。