【一汁一ぱんのすすめ】鯖缶とカレーの味噌汁
一汁一ぱん、味噌汁のすすめ
味噌汁は日本人の心といえる食べもの。朝の一杯の味噌汁は活力を与えてくれますね。このシリーズでは、パン派の方にもおすすめのアレンジ味噌汁をご紹介します。
最近、料理家の土井善晴さんが紹介している「一汁一菜」という言葉をご存じでしょうか。これはごはんを中心として汁(味噌汁)と菜(おかず)をあわせた和食の原点になる食スタイルです。土井さんはさらにこの汁とおかずを一体化させて、具だくさんの味噌汁とごはんがあれば、それだけで充分と提唱されています。料理が不得意な人でも短時間でできて、栄養のバランスもとれる方法として、ちょっとしたブームになっています。
この「一汁一ぱん」のシリーズもこの食スタイルの応用として、パンにあう味噌汁をご紹介しています。頭を柔らかくして洋風の食材を入れてみる、すると、味噌は思いのほか包容力のある調味料であることに気が付きます。パン好きの人も実践できる「一汁一菜」をぜひ実践してみてください。
アレンジ味噌汁におすすめの「カレー」
カレーの本場はインドやスリランカといったアジアの国々ですが、それらの地域ではもともと「カレー粉」というものは存在しませんでした。味と香りのスパイスである クミン、コリアンダー、クローブ、シナモン、カルダモン、ナツメグに、辛みのスパイスであるカイエンペッパー、色のスパイスであるターメリックなどを各家庭で調合してカレーを作るのが、伝統的なスタイルでした。
インドがイギリスの植民地だった18世紀に、あらかじめスパイスを調合して販売するという省力化した方法が始まり、それが日本に伝わりました。日本ではさらに小麦粉と練り合わせてとろみのついた独特のカレールゥが商品化され、今では国民食と言われるようになっています。
味噌とカレー、というとびっくりするような組み合わせですが、意外にこれがおいしいのです。特に夏はこってりした味噌汁は飲みたくないもの。スパイスには新陳代謝を促進して発汗を促し、汗を出しやすくする作用もあります。味噌汁にカレー粉を加える他、カレーライスの隠し味に味噌を加えるのもおすすめです。カレーでピリッとアクセントをつけた味噌汁で、暑い夏を乗り切りましょう!
おすすめのぱん「プチパン レザンノア・レーズン・はちみつ」
「レザン・ノア」はレーズンとクルミのおいしさがひとつになった女性に人気のパン。砂糖を一切使用せず、オーガニックレーズンの甘みだけでふんわり柔らかく焼き上げました。さらにローストしたクルミが生地にゴロゴロっと入っています。「レーズンパン」は砂糖を一切使用せず、オーガニックレーズンの甘みだけでふんわり柔らかく焼き上げました。良質なオリーブオイルをつけて、ナチュラルなおいしさをお試しください。「はちみつぱん」は国産はちみつの美味しさを堪能できるパン。砂糖を一切使わず、はちみつの甘さでふんわりしっとり焼き上げています。
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レシピ「鯖缶とカレーの味噌汁」
うまみたっぷりの鯖の水煮缶で手軽に作るごちそう味噌汁です
<材料>2人分
だし汁(鯖缶の汁もあわせて) 360cc
味噌 大さじ2弱
カレー粉 小さじ2
鯖の水煮缶 賞味190gくらい
ナス 1個
オクラ 2本
サラダ油 小さじ2
<作り方>
①鯖の水煮缶は汁をわけて、だし汁とあわせて360ccになるようにはかっておく。
②ナスは輪切りにして、サラダ油でさっと炒める。カレー粉を加えて炒め、全体がなじんだら①を加えてナスに火が通るまで少し煮て、鯖の身、だし汁、オクラを加え、さっと煮てできあがり。
手作りパン派におすすめ!
「立秋」のトマトぱん【シリーズ:二十四節気を楽しむぱん】
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「処暑」の茄子おやき【シリーズ:二十四節気を楽しむぱん】
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