【ぱんのおかず】蕪のジェノベーゼ

【ぱんのおかず】蕪のジェノベーゼ

ぱんのおかず、蕪のジェノベーゼ

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

立冬、小雪を過ぎ、空気はぐっと冷え込んできました。紅葉は今が盛り、これから本格的な冬に向かって、大根や蕪、白菜などの野菜がおいしく育ってくる季節です。

今回は「蕪のジェノベーゼ」を紹介します。ジェノベーゼは正式にはぺスト・アッラ・ジェノベーゼ、バジルや松の実、ニンニクなどをペーストにしたイタリアのソースです。パスタやピザなど、日本でもよく食されています。

本来はバジルで作るものですが、紫蘇などの他、大根は蕪の葉など、青い葉ならそれぞれにおいしくできます。大根や蕪は実に対して葉が余りがちなので、こうやってペーストにするものおすすめです。店頭で販売されている時は葉がカットされていることも多いのですが、収穫してから店頭に並ぶまでにどうしても折れたり黄色くなってしまうためです。

実はビタミンやミネラルは実よりも葉のほうに多く含まれており、葉付きのまま売られているものは貴重ですね。いちばんいいのは自分で種を蒔くこと。蕪はプランターでもできますし、大根は米袋など土の深さを作ってやればベランダでも育ちます。種や土はホームセンターなどでも手に入るので、ぜひ一度はチャレンジしてみてください!

<材料>作りやすい量
蕪の葉 100g
くるみ 20g
にんにく 1/2片
オリーブオイル 大さじ3
塩こうじ 小さじ2
白みそ 小さじ1/2

<作り方>
①蕪の葉はさっと湯通しして細かく刻む。フードプロセッサーまたはフレンダーにかけてペースト状にする。
②軽く炒ったくるみ、その他の材料を加えてさらに攪拌しなめらかなペーストにする。
※白味噌でコクを出して仕上げましたが、好みでアンチョビやチーズなど加えてもおいしいです。
パンに塗って焼いて食べる他、ピザやパスタのソースになどに。

本格的な自然派パンならコレ!
「白神こだま酵母」サラのこだわりパン/サラオンラインショップ