【ぱんのおかず】新玉ねぎの米粉ピカタ

【ぱんのおかず】新玉ねぎの米粉ピカタ

ぱんのおかず、新玉ねぎの米粉ピカタ

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

「春分」を過ぎ、早くも桜が満開になりました。満開どころか、このところの雨で早々に散り始めており、入学式にはすっかり葉桜になっていそうです。年々早まる春の到来、桜は卒業式の花になりつつありますね。

今回は「新玉ねぎの米粉ピカタ」を紹介します。ピカタ(piccata)はイタリア語で、もともとはバター焼きした仔牛肉にレモンソースをかけたものです。アメリカではチキンソテーにレモンソースをかけたもの、日本では、豚肉に下味をつけてから小麦粉をつけ、粉チーズを混ぜた溶き卵を絡ませてソテーしたものが「ポークピカタ」として知られています。そこから転じて今では野菜に卵液をくぐらせて焼いたものもピカタになり、さまざまなアレンジが生まれています。

新玉ねぎは今が旬。生でそのまま食べるのがおいしいですが、火を通した新玉ねぎもびっくりするほど甘くておいしいのです。打ち粉に米粉を使うと火も通りやすく軽く仕上がりますので、小麦粉のパンにあわせるのにおすすめです。薄めの塩味で焼いてケチャップなど添えて食べるのもいいですし、お弁当などには濃い目の塩味にしておくとそのまま食べてもおいしいです。

<材料>2~3人分
新玉ねぎ 1個
卵 1個
米粉 大さじ2くらい
塩 ひとつまみ
サラダ油 適量
<作り方>
①新玉ねぎは外皮をむいて、1cmくらいの厚さに輪切りにする。
②①の新玉ねぎに米粉をまぶし、よけいな粉ははいて落とす。
③フライパンにサラダ油をひいて温め、溶き卵にくぐらせた新玉ねぎを弱火でじっくり中まで火が通るように焼いていく。
④途中でもう一度卵をくぐらせ、中が柔らかくなるまで両面を焼く。

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