アメリカ発・新食感のパン!ポップオーバーとは?作り方やアレンジ方法

アメリカ発・新食感のパン!ポップオーバーとは?作り方やアレンジ方法

パンケーキやポップコーン、カップケーキなど、スイーツ業界では次々と流行が生み出されています。そんな中、今新たにブーム目前といわれているのがポップオーバー。海外では朝食やデザートとして定番になりつつあるポップオーバーは、最近では日本でもファミリーレストランやカフェなどで提供されることが増えてきました。

今回は、ポップオーバーとは一体何なのか、そして自宅でも作れる簡単なポップオーバーの作り方やアレンジ方法についてご紹介します。

見た目はシュークリーム?ポップオーバーとは

ポップオーバーは、もともとイギリスでローストビーフの付け合わせとして食べられていたヨークシャー・プディングがルーツだといわれており、その名称は英語の「型から弾け飛びだす(popover)」に由来しています。

ヨークシャー・プディングをルーツとしてアメリカで生まれたポップオーバーは、中身は空洞で、見た目はシュークリームやマフィンのようですが、パンの分類としてはデニッシュです。食感は外側がサクサクで、内側はモチモチとしているため、その食感にやみつきになる方が増えているとか。塩気のあるものをはさんでサンドイッチにしても、アイスやフルーツなどの甘いものをトッピングしてスイーツにしてもおいしくいただける万能なパンです。

簡単に作れるポップオーバーのレシピ

【材料(直径5cmくらいで6~7個分)】
・強力粉100g
・牛乳100ml
・卵(Lサイズ)1個
・砂糖小さじ1/6
・塩小さじ1/6
・オリーブオイル適量
・マフィン型など
※生地をふっくらとさせるために、牛乳と卵は常温に戻してから使ってください。

【作り方】
1.ボウルに卵を溶きほぐし、牛乳を加えてよく混ぜる
2.別のボウルに強力粉・砂糖・塩を入れて、軽く混ぜる
3.2のボウルに、1で作ったもののうち7割程度を注ぎ、ダマにならないように混ぜる
4.混ぜたものがなじんだら1で作ったものの残りも加え、サラサラになるまで混ぜる
5.15~30分置く(生地を膨らみやすくするため)
6.オリーブオイルを型に塗り、型の半分よりやや多めの生地を流し入れる
7.220℃に予熱したオーブンの下段に入れ、15分焼く
8.15分経って生地が型からはみ出るほど膨れ上がったら、温度を180℃に下げてさらに15分焼く
9.焼き上がったらオーブンに入れたまま10分待つ
10.好みのトッピングなどで盛りつけて完成

ポップオーバーのおすすめアレンジ

ポップオーバーは生地自体に甘みがあまりないため、どんなトッピングもくどくならず、むしろおいしさを引き立ててくれます。特に生クリームやカスタード、ジャム、あんこなど、甘いソースやあんことの相性はバツグン。お好みのアレンジがしやすい点がポップオーバーの魅力です。

また、ポップオーバーは内側が空洞になっているため、中にさまざまな具材を詰めて簡単にサンドイッチのように楽しむこともできます。

あんこ&ホイップクリーム

海外発祥のポップオーバーですが、あんこを添えると一気に和風に。紅茶やコーヒーはもちろん、緑茶や抹茶と合わせるのもおすすめです。

バナナ&チョコ

定番のバナナとチョコの組み合わせはポップオーバーとも相性バツグンです。焼きたての場合はアイスも一緒に添えてみましょう。おいしさがさらにアップしますよ。

ラタトゥイユサンド

ラタトゥイユとサニーレタスを中に詰め込むだけの、モーニングやランチにもおすすめのボリューム満点のポップオーバーサンドイッチです。

ベーコンエッグサンド

ジューシーに焼き上げたベーコンと、ふわふわのスクランブルエッグをマヨネーズとともに中に詰め込めば完成です。

チーズを散らして軽くトーストすればさらにグレードアップします。

おわりに

パンケーキの次に流行が来るといわれているポップオーバーは、アレンジ次第で食事にもスイーツにも、そして和風なアレンジも可能な万能なパン。材料も少なく簡単にできるため、時間に余裕のあるときに作って、できたてを味わってみてはいかがでしょうか。