【ぱんのおかず】新玉ねぎ丸ごとスープ
ぱんのおかず、新玉ねぎ丸ごとスープ
油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り、春分の日を過ぎて桜が咲き、本格的な春がやってきました。新玉ねぎや新じゃがいも、春キャベツに山菜と、春の味わいがどんどん食卓に上ります。
今回ご紹介するのは「新玉ねぎの丸ごとスープ」。小ぶりの新玉ねぎを丸ごと柔らかく煮た、この時期だけのシンプルでおいしいスープです。コンソメで味をつけてもよいのですが、干したきのこでもとてもおいしいだしが出ます。椎茸だと和風に、しめじだと洋風に。椎茸はスライスして、しめじはほぐしてザルなどに広げ、晴天を選んで2~3日干しておくだけです。たくさん作って保存しておくと便利。春の風は強いので飛ばされないように気を付けてくださいね。
きのこと昆布のだし、塩だけで、新玉ねぎの味が引き出され、びっくりするほど甘くおいしいスープになります。この時期だけの味わいですので、ぜひお試しください。
<材料>1人分
新玉ねぎ 1個
干したしめじ(干し椎茸) 5g
昆布だし汁 250cc
塩 小さじ1/2弱
<作り方>
①しめじはカラカラになるまで2~3日外で干しておく(市販の干し椎茸スライスでもよい)。分量のだし汁に浸けて戻しておく。
②新玉ねぎは外の皮をむいて根っこを切る。小鍋に①のだし汁と塩、新玉ねぎを入れて火にかけ、蓋をして沸騰したら弱火にし、新玉ねぎが柔らかくなるまで20~30分煮る。串をさしてすっと通るようになったらできあがり。
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