【ぱんのおかず】かぼちゃのすりながし
ぱんのおかず、かぼちゃのすりながし
油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。
大暑を過ぎてから、過去に例のない猛暑の夏がやってきました。電気に頼る生活が温暖化につながるのではと気になりつつも、クーラーや冷蔵庫なしでは過ごせなくなってきていますね。
今回は「かぼちゃのすりながし」を紹介します。最近はすりながしも一般によく知られるようになってきましたが、洋の「ポータージュ」に対して和の「すりながし」、どちらも野菜を柔らかく煮てのどごしがよくなるようにミキサーにかけたり裏ごししたスープです。
すりながしは基本的に油も使わず、だし汁と塩、醤油で仕上げるものなので、ポタージュよりもかんたんでヘルシー。赤ちゃんからお年寄りまで、みなが一緒においしく食べられるスープですね。夏は冷たく、冬は温かく、どちらでもおいしいです。
だし汁は昆布や椎茸など、植物性のものだけで作るととてもあっさりと仕上がります。よりコクを出したい時はかつおぶしのだしなどでも。野菜の種類によって使いわけてもいいですね。仕上げに豆乳を加えたり、飲むときに香辛料や薬味を加えたり、自由な発想で楽しめます。
<材料>3~4人分
かぼちゃ 250g(ワタと皮をとった重さ)
玉ねぎ 50g
だし汁 3カップ
塩こうじ 大さじ1
塩 少々
<作り方>
①かぼちゃはワタをとり、皮を剥いて250g計り、厚さ5mmくらいのイチョウ切りにする。玉ねぎは薄くスライスする。
②鍋に①とだし汁2カップを入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして20分くらい野菜が柔らかくなるまで煮る。
③塩こうじを加えて火を止め、粗熱がとれたらフードプロセッサーやミキサーにかける。
④鍋に戻して残りのだし汁1カップを加え、塩で味をととのえる。
※だし汁は昆布、椎茸、かつおぶしなどお好みで。2種類以上を組み合わせると味に深みが出ます。
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