【イベントレポート】パンをモチーフにした色鮮やかな布とグッズ | 布博 in 東京 vol.6

【イベントレポート】パンをモチーフにした色鮮やかな布とグッズ | 布博 in 東京 vol.6

「布博 in 東京 vol.6」が2016年3月5日(土)、6日(日)の2日間、調布市の東京オーヴァル京王閣で開催されました。

珠玉のデザイナーたちが生み出したオリジナルテキスタイルに、それらを使った洋服・バッグ、刺繍アーティストやニット作家の作るハンドメイドアクセサリーなどが並ぶ展示即売会で、ワークショップやトークショー、アーティストのライブも楽しめます。

この布博に、パンをモチーフにした布のブランドが出展するとのことで、「じゃぱん」としてはこれはチェックせねばと行ってきました。

ハンドメイド熱あふれる会場

京王線でいつもは通過するだけの京王多摩川駅で降り、いざ京王閣へ。駅から徒歩1分のはずが道に迷い、京王テニスクラブに行っているらしき人たちに道を聞いて、競輪に行くファミリーと誤解されながらも(京王閣は本来は競輪場)なんとか会場へ。開場10時の1時間前に着きましたが、長蛇の列ができていました。

オープンと同時に人の流れに任せて進むと、ブローチのエリアにたどり着きました(「ブローチ博」も同時開催)。そこでは、作家さん手作りのブローチを、奪い合うようにみんな購入しています。どうやら人気の有名作家さんの作品のようです。

会場はハンドメイド好きな女性であふれ、おしゃれ度の高さを感じます。自らもハンドメイド品を作っているんだろうなというお客さんが多く、服装やバッグにセンスの光る手作り感のあるものを取り入れていました。

パン柄の布を使ったバッグやエプロン

パンをモチーフにした布とグッズの「gochisou」は、「Textile & Fabric Accessories」のゾーンに出展していました。

パンのテキスタイル「カンパーニュ」。生地は麻100%
パンのテキスタイル「カンパーニュ」。生地は麻100%

「gochisou」は設立したばかりのテキスタイルブランドで、「私たちの身近にある“テキスタイル”と、人間が生きていく上で欠かせない“食”とが結びつき、普段意識されない“食”に対する態度や考え方、興味を持つきっかけとなるようなテキスタイルを提案しています」(gochisou公式サイトより)というテーマで作品を作っています。

マチ部分が丸く加工してあり、裏地に帆布を使ったバッグ
マチ部分が丸く加工してあり、裏地に帆布を使ったバッグ

色鮮やかで大胆にパンがあしらわれたバッグは、街中で目立つこと間違いなし。パン好きなら持っているだけでテンションが上がりそうです。パン屋の店員さんとの会話のきっかけにもなるかも…。

フランスパンを入れるバッグとパン柄のエプロン
フランスパンを入れるバッグとパン柄のエプロン
右奥は空豆ご飯とごまご飯の“おいしい風呂敷”
右奥は空豆ご飯とごまご飯の“おいしい風呂敷”

以下、gochisouのインスタグラムより。染め方や生地の解説が書いてあります。

布博の様子はインスタグラムでも

「布博Instagram大賞」と題した、ハッシュタグ「#布博2016」を付けてインスタグラムに投稿した写真/動画から3つの賞が与えられる企画も行われています。

ハンドメイド好きな人たちということで、投稿されている写真もセンスのいいおしゃれなものばかりで楽しめます。また、出展している作家さんもインスタグラムをやっている人が多く、名刺/ショップカードにも「IG」(Instagramの略)としてインスタグラムのアカウントを入れるのが流行っているようです。

なお、「布博Instagram大賞」は、2016年2月に行われた「布博 in 京都 vol.3」と共通の企画のため、同じハッシュタグで京都で開催されたときの様子も出てきます。

パン柄の布とグッズを見に行き、おしゃれ女子にはインスタグラムがIGと略されていることを知るきっかけにもなった布博2016でした。

余談と付記

ムスメは、「ボタンすくい」をしたり、ワークショップでタッセルを作ったりして楽しみました。

textilefabrics201603tokyo-6

※このレポートは、「布博」を実際に体験した家族による写真とレポートを元に筆者がまとめたものです。

布博 in 東京 vol.6 開催概要

日程:2016年3月5日(土)・6日(日)
時間:
5日(土)10:00~17:30
6日(日)10:00~16:30
入場料:¥500(小学生以下無料)
会場:京王閣競輪場プラザ棟1F、2F、メインスタンド1F
〒182-0025 東京都調布市多摩川4-31-1

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