ぱんのおかず、ズッキーニとコーンのディップ

油脂や砂糖を控えたシンプルなパンには、実は和のおかずもよくあうのです。このシリーズでは、ごはんと一緒にいただいているようなお惣菜や和の食材でパンをおいしく食べるアレンジ方法をご紹介していきます。

八十八夜を過ぎて茶摘みが終わり、新緑の季節がやってきました。今年は五月晴れが続かず、早くも梅雨の声が聞こえてきました。年々、春と秋が短くなっているように感じますね。

今回は「ズッキーニとコーンのディップ」を紹介します。ズッキーニは今が出始め、これから夏に向けておいしさが増していきます。ズッキーニはかぼちゃの仲間ですが、かぼちゃのように長く蔓が伸びるのではなく、大きな株から四方八方に実がつくという少々不気味な姿をしています。味わいは淡白ですが火を入れても鮮やかな皮の緑が残るので、赤いトマトなどと組み合わせると見た目にも楽しいです。

今回は野菜のうまみを生かしたディップを作りました。ズッキーニと玉ねぎに、冷凍のコーンを加えてうまみをプラス。フードプロセッサーでペースト状にしますが、少々荒砕きでもおいしいので、好みで加減してください。パンにたっぷりのせていただきましょう。

＜材料＞2～3人分
ズッキーニ　200g
玉ねぎ　50g（中1/4個）
冷凍コーン　30g
にんにく　少々
オリーブオイル　大さじ1
塩　小さじ1/2
コショウ　少々

＜作り方＞
①ズッキーニは半月に薄くスライスする。玉ねぎ、にんにくも薄くスライスする。
②フライパンにオリーブオイルを温め、①の材料と冷凍コーンを加えてよく火が通るまで炒める。途中、塩を加えて味をととのえる。
③②の粗熱をとってからコショウを加え、フードプロセッサーでペースト状にする。

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